[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index][TOP]

Re: 裾野を広げませんか?(新規メンバー募集に対する提案)


松澤です。

建設的なご提案ありがとうございます。
草案まで作ってもらって、ぜひ有意義な方向に持っていきたいですね。

日本語翻訳チームのメンバーとして、協力者を募ってチームを活性化させようという方向性については賛同します。そのためにできることであれば、私個人としては微力ながら協力は惜しみません。

さて、メールの内容について、思ったところをいくつか申し上げさせていただきます。長々と申し訳ありません。

1:チームとして何を求めているかをより明瞭にしたい
ユーザの意見をフィードバックしてほしいのか、それとも翻訳者/査読者などの作業者も募集しているのか、要求をもっと明瞭にしても良いかなと思いました。おそらく本音としてはその両方を含めて、広く活動への協力を求めているのだと理解しますが、チームが何を求めているのかという観点は、今回の案内の肝になるところだと思いますので、そこをよりはっきりと伝えることができればと思います。
と、返事を書きながら、チームとして何を求めるかという点を少し話し合うのも良いかなと思いました。

2:GNOME大丈夫か?
本文を読んで「GNOMEやばいんじゃないか。誤訳が散見されて人も足りてないなんて、そんなもの使いたくないよ」と思うユーザがいたりしないかなと懸念しました。確かに緊迫感を出すことでユーザの関心を引きやすいということは言えるのかもしれませんが、あまりユーザの不安を煽らないようにするという点において、チームおよびその活動の至らなさについては前面に出さない方が良いのではないかと思いました。

3:FLOSSの活動に参加したい人を拾い上げる
意欲のあるユーザを刺激するという観点で、「FLOSSの活動に加わりませんか/貢献しませんか」という趣旨を含めても良いかなと思いました。どの程度いるのかはよく知りませんが、FLOSSに貢献したいんだけど何から始めてよいかわからない、という人(直接コードを書けないユーザを含む)もいると思います。そういう人たちを拾い上げることができれば双方幸せになれます。

4:各コミュニティへの通知について
各コミュニティのMLでのポストをその代表者に依頼していますが、こっちから主体的に流してもいいのではないでしょうか。特にデスクトップ環境としてGNOMEをデフォルトで採用しているディストリビューションであれば、GNOMEに協力にしてくれという投稿は、そのコミュニティに貢献することにもなるので、まったく問題無いと思います。ただし、同じ内容の投稿でも、日本語翻訳チームとして流すのか、それともコミュニティの代表者として流すのかによって、その影響力は全然違ってくるので、そのコミュニティで中心的に活動している人の協力を求めるのは適切だとは思います。


それと若干話が逸れるのかもしれませんが、協力者を集めるという点では、日本GNOMEユーザ会として、イベントとか企画するのも効果があるかもしれないなと思いました(もちろん余裕と意欲のある範囲で)。企画の有意義さはともかく、少なくとも存在感のアピールにはなると思われます。

あと、全然どうでもいいので読み流してもらって構いませんが、日本語翻訳チームと日本GNOMEユーザー会の関係がよくわかっていません。GNOMEのL10N
japaneseチームに登録している人が日本語翻訳チームのメンバーで、このメーリングリストを購読している人が日本GNOMEユーザ会のメンバー、という理解であってますか?
でも翻訳の著作権表示には日本GNOMEユーザー会の名があるし、うーん(悩)。それとも日本語翻訳チームは日本GNOMEユーザー会のサブ組織?

> コーディネータでもない私がこういった意見を挙げることは、不適切かもしれませんが、
全然不適切なんかじゃない!

-- 
Jiro Matsuzawa