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Re: XFree86-3.3.5 + gdm でのログイン不能


ほそのです。

もうお忘れの方も多いかと思いますが…

To: gnome-users@xxxxxxxxxxx
From: Hidetomo Hosono <h@xxxxxxxxxxx>
Subject: XFree86-3.3.5 + gdm でのログイン不能
Date: Thu, 16 Dec 1999 12:00:19 +0900

>  卑しくも Kondara Project GNOME 野郎 A ちーむを名乗っておりながらお恥ず
> かしいのですが、ひとつ困ったことが起きています。
> 
>  Red Hat Linux 6.0 から少しづつ Kondara の RPM を入れていった状態である
> 現在のマシンに、RHL 6.0 の状態で残っていた XFree86 (3.3.3.1) をコのスナッ
> プショットの XFree86-3.3.5-15k1 に上げてみたところ、gdm 自体は起動するも
> のの、gdm からのログイン不能に陥りました。

という事件がありまして、半年程 gdm を使わずにログインしていたのですが、
なんと、今頃になって、この問題は解決しました。

>  たぶん何か見落としているところがあるのだろうと思います。というわけで、
> お気付きの点がありましたら指摘して頂けると有難く思います。
> kondara-users でも質問してみたのですが、芳しい反応がありませんでしたので
> こちらでお知恵をお借り出来ればと考えています。

実は、XFree86 を入れ換える際に、セッションスクリプトとして起動される
xinitrc という RPM パッケージを入れ換えたのですが、
このとき、セッションスクリプトが
.bash_profile を読む仕様になっていることに、
一昨日気付きました。

で、悪さをしていたのは手元の .bash_profile まさにそのもので、
こういうコードがあったためです。

----------------------------------------------------------------------
if [ $TERM = linux ]; then
	clear
	exec jfbterm 2> /dev/null
fi
----------------------------------------------------------------------

これは、コンソールログイン($TERM が linux のとき)後、
自動的にjfbterm
(Linux のフレームバッファを使って日本語を表示することが可能な
仮想コンソール)
を起動するために仕込んだものだったのですが、このコードがなんと、
X のセッション開始時にも評価されてしまっていたわけです。
つまり、セッションスクリプトが jfbterm を起動しようとして失敗し、
セッションが異常終了してしまっていたのでした。
PAM だなんだかんだは、全然関係ありませんでした。ぐはぁ(吐血)。

というわけで、GNOME 野郎 A ちーむの名前を汚しまくりなのですが、
解決した旨、ご報告させて頂きます。それでは。

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Kondara Project,GNOME 野郎 A ちーむ:ほその「はこんだら」ひでとも
[GnuPG]F263 A53C 1E2D FF0A A08B  B913 0CA7 EAA1 7ECE CEDB
http://www.kondara.org/~h/