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IPA委託事業による高度日本語処理の実装


レッドハットの中井です。

情報処理振興事業協会(IPA)(http://www.ipa.go.jp/)の
2003年度オープンソフトウェア活用基盤整備事業による委託事業の1つとして
弊社でGNOMEオフィスでの高度日本語処理の実装
(テーマ名:オフィススイートにおける高度日本語文書処理ライブラリの整備)
を行なっており、その成果は、フリーでオープンなライセンスで配布を行い
ます。ご関心のある方もいらっしゃるかと思いますので、アナウンスいたします。

日本で利用できる商用Officeアプリケーションでは国際化(i18n)機能以外にも各言語の
特殊な事情を考慮した地域化(l10n)も進んでおり、日本語版にだけ存在する機能が多くあります。
オープンソース・オペレーティングシステム(OSS)が重視されるとともに、これらの機能もますます
強く求められるようになって来ています。

当プロジェクトではその機能の1つであるふりがなのサポートをGnumericに実装しています。
Excelのようなふりがなサポートには、入力メソッドとの連携が必要です。そこで当プロジェクト
ではGnumericとは別に入力メソッド(im-canna)を用意して連携を取ることにしています。

詳細については以下のサイトをご覧下さい。

http://bonobo.gnome.gr.jp/~nakai/gnumeric/

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レッドハット株式会社 中井 幸博