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Re: tomboy - gnome-2-32
松澤です。
Tomboyのユーザーガイドを少し拝見させていただきました。
気づいた点について以下に述べております。
(瑣末な指摘が多いので、どうでもいいと思われたら飛ばしてください。)
* 全体的なフォーマットについて
カタカナの複合語を「オペレーティング
システム」のように半角スペースで区切られていますが、GNOMEの翻訳では語句を区切る場合は中黒を使うのが一般的な気がしますが(印象論です)、いかがでしょうか。
もちろん、スペースで区切るのが悪いと言っているわけではなく、ドキュメント間での統一性を持たせるために、スペースか中黒かどちらか一方に明確に決めた方が良いのではないか、と申し上げております。
タグの前後にスペースをとってありますが(「<gui>設定</gui> ダイアログの <gui>拡張</gui>
ボタンを」など)、ユーザが閲覧した場合にすべて日本語になる場合はスペースを取らない方がドキュメントとして自然なように思います。
「ローカルのフォルダにたいしてメモを」や「ローカルフォルダにたいする同期の設定」などの「〜にたいして」ですが、「〜に対して」と漢字にした方が「てにをは」の切れ目が明確になって、文が読みやすく、締まりが出ると思いますが、いかがでしょうか。難しい漢字でもありませんし。
並べて比較するとこんな感じです。
「ローカルのフォルダにたいしてメモを」
「ローカルのフォルダに対してメモを」
* 個別の箇所について
# コロンの前は行数です。
4:# Hiroyuki S <hiroyuki.sekihara@xxxxxxxxx>, 2010.
5:# Hiroyuki Sekihara <hiroyuki.sekihara@xxxxxxxxx>, 2010.
別名ですが著作権表示が重複しております。何か意図があってのことでしょうか。
423:その言葉を含むすべてのメモが一覧されます。
-> その言葉を含むすべてのメモが一覧表示されます。
「一覧される」という表現はあまり使わないと思います。
481:マウスでパネル( またはタスクバー、Dock )の
-> マウスでパネル (またはタスクバー、Dock) の
どちらがいいかな・・・
498:Tomboy は、あなたがメモに入力した単語の
-> Tomboy は、メモに入力した単語の
「あなた」は不要かと思います。
576:サイズをTomboy
-> サイズを Tomboy
スペースを追加。
698:はGNOME
-> は GNOME
スペースを追加。
879:文字のサイズ変更
-> 文字サイズの変更
どうでもいいものですが、直下の884行目で「メモの文字サイズを変更する」となっているので「文字サイズの変更」と語句を揃えた方がきれいかなと思いました。
959:削除後に元にもどすことはできません
-> 削除した後は元に戻すことはできません
「削除後に元にもどす」と「に」が連続すると語感がよくありません。それと、削除後に戻る、のようにも一瞬見えるので、「削除した後は」と明確に「てにをは」を分けた方が良いかと思います。あとundoなどを「元に戻す」としているので「もどす」は「戻す」と漢字に揃えた方が良いでしょう。
1108:これにより現在
1120-1121:これにより、メモを
どうでもいいところですが、「これにより」の後、読点を打つか打たないかを揃えた方が良いかと思いました。
1248:SSH プロトコルを通じて
-> SSH プロトコルを使って
「プロトコルを通じる」とはあまり言わないのではないでしょうか。
1250:あなたのディストリビューション
-> 使用するディストリビューション
ここも「あなた」は要らないですね。「お使いのディストリ〜」の方が言葉として自然ですが、ドキュメントでは尊敬語、謙譲語は使いませんよね。あとLinuxを訳出するかどうかですね。GNOME自体はLinux以外でも動作するので、ドキュメント作成者があえてLinuxと限定子をつけているのが悩みどころですね。まあ不要ですかね。
1252:このドキュメントの範囲外です
-> このドキュメントでは扱いません。
一瞬引っかかりました。考え出すと「ドキュメントの範囲」という言葉に対してだんだん違和感が強くなりました。ドキュメントの扱う領域を越えているという意味なので、単純に「扱いません」とした方が自然かなと思いました。
1404:msgstr "Hiroyuki Sekihara <hiroyuki.sekihara@xxxxxxxxx>, 2010."
末尾のドットは不要ではないでしょうか。
書式は「NAME <EMAIL>, YEAR1, YEAR2」と指定されています。
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Jiro Matsuzawa