[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index][TOP]

Re: [査読依頼] gnome-user-docs (a11y関連)


松澤です。

2011/12/11 Kentaro KAZUHAMA <kazken3@xxxxxxxxx>:
> かずはまです。
>
> 遅まきながらyelpで確認しながらレビューしました。
> ただし、gnome3環境がないので、内容だけの確認になります。
> (Ubuntu環境で確認できるところは実際確認しています。)
>
ありがとうございます。
以下、インラインで回答しております。
また、修正内容についてもご確認いただければ幸いです。
githubにもpushしています。

> #あと見づらくてすみません。
>
>> mouse-sensitivity.page
>
> msgid ""
> "Adjust the <gui>Acceleration</gui> and <gui>Sensitivity</gui> sliders until "
> "the pointer motion is comfortable for you."
> msgstr ""
> "ポインターの動きがちょうど良くなるまで、<gui>速度</gui>と<gui>感度</gui>のス"
> "ライダーを調節してください。"
>
> →この"acceleration"の訳に関してですが、この節では「速度」としていますが、
> gnome-control-centerの「マウスとタッチパッド」におけるスライダーのラベルは
> 「加速」となっています。可能であれば、このあたりの整合性はとっておいたほうが良いと考えます。
>
「加速」としました。

>
>
> msgid ""
> "You can set the sensitivity and acceleration differently for your mouse and "
> "touchpad. Sometimes the most comfortable settings for one type of device "
> "aren't the most comfortable for another. Just set the sliders on both the "
> "<gui>Mouse</gui> and <gui>Touchpad</gui> tabs."
> msgstr ""
> "感度と速度は、マウスおよびタッチパッドのそれぞれにたいして個別に設定できま"
> "す。一方のデバイスにたいする最適な設定が他方にたいしても最適であるとはかぎり"
> "ません。<gui>マウス</gui>タブと<gui>タッチパッド</gui>タブの両方でスライダー"
> "を設定してください。"
>
> →「たいして」は不要じゃないでしょうか?
>
以下のとおり修正しました。
 msgstr ""
-"感度と速度は、マウスおよびタッチパッドのそれぞれにたいして個別に設定できま"
-"す。一方のデバイスにたいする最適な設定が他方にたいしても最適であるとはかぎり"
+"感度と加速は、マウスおよびタッチパッドのそれぞれにたいして個別に設定できま"
+"す。一方のデバイスの最適な設定が、他方にも最適であるとはかぎり"
 "ません。<gui>マウス</gui>タブと<gui>タッチパッド</gui>タブの両方でスライダー"
 "を設定してください。"


>
>> keyboard-osk.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-stickykeys.page
>
> msgid ""
> "For example, if you have sticky keys turned on but press <key>Alt</key> and "
> "<key>Tab</key> simultaneously, sticky keys would not wait for you to press "
> "another key if you had this option turned on. It <em>would</em> wait if you "
> "only pressed one key, however. This is useful if you are able to press some "
> "keyboard shortcuts simultaneously (for example, keys that are close "
> "together), but not others."
> msgstr ""
> "たとえば、このオプションをオンにすれば、固定キーを有効にしたのにもかかわらず "
> "<key>Alt</key> と <key>Tab</key> を同時に押した場合、固定キーは他のキーが押さ"
> "れるのを待ちません。1 つのキーが押された場合にだけ<em>待とうとします</em>。"
> "キーボードショートカットの複数のキーを同時に押すことができるが (たとえばキー"
> "が隣接しているため)、他のキーは難しい場合に、この機能は役に立ちます。"
>
> →「このオプション」は、前段にある「アクセシビリティ機能をキーボードから切り替える」と混同される
> かなと思いました。「固定キー」としておいたほうがよいかと考えます。
>
「このオプション」の指すところは、直前の段落で述べられている、2 つのキー同時押下による固定キー無効化オプションであると、私の方では解釈しています。
その解釈に基づいて、それを明示的に示すようにしました。
また、改めて読むと、当該段落の翻訳が全体的にわかりにくく感じたので、前段落も含めて以下のとおり全体的に訳を見直しました。
 "If you press two keys at once, you can have sticky keys turn itself off "
 "temporarily to let you enter a keyboard shortcut in the \"standard\" way."
 msgstr ""
-"2 つのキーを同時に押せば、一時的に固定キーの機能を無効にして「通常の」方法"
+"2 つのキーを同時に押せば、一時的に固定キーの機能を解除して「通常の」方法"
 "で、キーボードショートカットを入力することができます。"
 msgstr ""
-"たとえば、このオプションをオンにすれば、固定キーを有効にしたのにもかかわらず "
-"<key>Alt</key> と <key>Tab</key> を同時に押した場合、固定キーは他のキーが押さ"
-"れるのを待ちません。1 つのキーが押された場合にだけ<em>待とうとします</em>。"
-"キーボードショートカットの複数のキーを同時に押すことができるが (たとえばキー"
-"が隣接しているため)、他のキーは難しい場合に、この機能は役に立ちます。"
+"上記のキー同時押下による解除機能をオンにすれば、たとえば固定キーを有効にしたのにもかかわらず "
+"<key>Alt</key> と <key>Tab</key> を同時に押した場合、固定キー機能による次のキー入力待ちが解除されます。"
+"1 つのキーが押されたときだけ、次のキー入力を<em>待とうとします</em>。"
+"場合によってキーボードショートカットの同時押下が可能であったり (たとえばキーが隣接しているなど)、"
+"困難であったりする場合に、この機能は役に立ちます。"

# ついでに、「固定キー機能による次のキー入力待ちが解除されます」は、思い切って「固定キーが解除されます」とした方が簡潔でわかりやすいかと思いましたが、字句的にはちょっと意味が違ってくるのでそれはやってません。なかばやりたいんですが・・



> msgid ""
> "You can have the computer make a \"beep\" sound when you start typing a "
> "keyboard shortcut with sticky keys turned on. This is useful if you want to "
> "know that sticky keys is expecting a keyboard shortcut to be typed, so the "
> "next key press will be interpreted as part of a shortcut. Select <gui>Beep "
> "when a modifier key is pressed</gui> to enable this."
> msgstr ""
> "固定キーを有効にして、キーボードショートカットの入力を始めたときに「ビープ」"
> "音を鳴らすことができます。固定キーが、ショートカットが入力されるのを固定キー"
> "が待ち受けていることを知りたい場合に役に立ちます。これを確認すれば、次に押さ"
> "れるキーがショートカットの一部として認識されます。この機能を有効にするには"
> "「<gui>修飾キーを押下したらビープ音を鳴らす</gui>」を選択してください。"
>
> →Ubuntuでは「<gui>修飾キーを押したらビープ音を鳴らす</gui>」となっています
> #upstreamが「押下」であればそのままで構いませんが、
> #「押下」自体は「押す」などの一般的な表記で置き換え可能ですね。
>
「<gui>修飾キーを押したらビープ音を鳴らす</gui>」としました。
# 以降でもご指摘いたいだいていますが、ここらへんは3.0の頃にアップロードした翻訳がベースになっていて、3.2でのUI変更にちゃんと追従できていませんでした。申し訳ありません。


>
>> a11y-slowkeys.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-bouncekeys.page
>
> msgid ""
> "Use the <gui>Acceptance delay</gui> slider to change how long bounce keys "
> "waits before it registers another key press after you pressed the key for "
> "the first time. Select <gui>Beep when a key is rejected</gui> if you want "
> "the computer to make a sound each time it ignores a key press because it "
> "happened too soon after the previous key press."
> msgstr ""
> "<gui>認識するまでの間隔</gui>のスライダーを使って、1 度目のキー押下から2度目"
> "のキー押下が入力として認識されるまでの時間を設定してください。キー押下が早過"
> "ぎてキー入力が無視される度に音を鳴らしたい場合は、「<gui>キーの押下が拒否され"
> "たらビープ音を鳴らす</gui>」をオンにしてください。"
>
> →Ubuntuでは「<gui>キー入力が拒否されたらビープ音を鳴らす</gui>」となっています。
> # a11y-stickykeys.pageと同様です。
>
「<gui>キー入力が拒否されたらビープ音を鳴らす</gui>」としました。


>> keyboard-repeat-keys.page
>
> msgid ""
> "Turn off <gui>Key presses repeat when key is held down</gui> to disable "
> "repeated keys entirely. Alternatively, adjust the <gui>Delay</gui> slider to "
> "control how long you have to hold a key down to begin repeating it, and "
> "adjust the <gui>Speed</gui> slider to control how quickly key presses repeat."
> msgstr ""
> "「<gui>キーが押されたままにされたらリピートされたものとする</gui>」をオフにし"
> "てください。あるいは、<gui>間隔</gui>のスライダーを調節して、リピートが始まる"
> "までにキーを押しつづける必要のある時間を設定してください。また、<gui>速度</"
> "gui>のスライダーを調節すれば、繰り返し入力の速度を設定できます。"
>
> →"「<gui>キーが押されたままにされたらリピートされたものとする</gui>」をオフにしてください。"
> の節ですが、"すべてのキーの繰り返し入力を無効にするには「<gui>キーが押されたままにされたら
> リピートされたものとする</gui>」をオフにしてください。"がよいかと考えます。
>
訳出が漏れていました。
ご提案をお借りします。ただし、原文の論理的順序を極力維持したいので、接続順は変更しています。
以下の通り、修正しました。
 msgstr ""
-"「<gui>キーが押されたままにされたらリピートされたものとする</gui>」をオフにし"
-"てください。あるいは、<gui>間隔</gui>のスライダーを調節して、リピートが始まる"
+"「<gui>キーが押されたままにされたらリピートされたものとする</gui>」をオフにすると、すべてのキーの繰り返し入力が無効になります。あるいは、<gui>間隔</gui>のスライダーを調節して、リピートが始まる"
 "までにキーを押しつづける必要のある時間を設定してください。また、<gui>速度</"
 "gui>のスライダーを調節すれば、繰り返し入力の速度を設定できます。"


>> a11y-dwellclick.page
>
> msgid ""
> "The <gui>Hover Click</gui> window will open, and will stay above all of your "
> "other windows. You can use this to choose what sort of click should happen "
> "when you hover. For example, if you select <gui>Secondary Click</gui>, you "
> "will right-click when you hover. After you double-click, right-click, or "
> "drag, you will be automatically returned to clicking."
> msgstr ""
> "<gui>クリック種別</gui>のウィンドウが開き、他のウィンドウよりも前面に配置され"
> "ます。これは、ホバーリングしたときにどの種別のクリックを実行するかを選ぶのに"
> "使用します。たとえば<gui>副ボタンのクリック</gui>を選ぶと、ホバーリングで右ク"
> "リック動作が行われます。ダブルクリック、右クリック、またはドラッグを実行した"
> "あとは、自動的にただのクリック動作に戻ります。"
>
> →Ubuntuでは「クリック種別」ウィンドウではなく「ホバークリック」でクリックの種別を
> 選択する形式になっています。
「ホバークリック」としました。

> →Ubuntuでは"副ボタンのクリック"は"第二ボタンのクリック"となっています。
アップストリーム側では、"副ボタンのクリック"となっています。
また「副ボタン」の呼称については、以前かなり議論になった経緯があるので、
私の判断だけでは、UI含めて修正できません。

>
>> mouse-drag-threshold.page
>
> →コメントはありません
>
>> mouse-doubleclick.page
>
> msgid ""
> "Under <gui>Double-Click Timeout</gui>, adjust the <gui>Timeout</gui> slider "
> "to a value you find comfortable. Use the smiley face under the slider to "
> "test your settings. A single click will make it smile. A double-click will "
> "give it an ear-to-ear grin."
> msgstr ""
> "<gui>ダブルクリックと認識される最長クリック間隔</gui>にある、<gui>最長間隔</"
> "gui>のスライダーを調節して、ちょうどいい値をみつけてください。スライダーの下"
> "にある顔のアイコンを使って、設定の確認を行ってください。シングルクリックで顔"
> "が笑顔になります。ダブルクリックが成功すると口を大きく開けて笑います。"
>
> →Ubuntuでは"<gui>ダブルクリックと認識される最長クリック間隔</gui>"が
> "<gui>ダブルクリックの間隔</gui>"、"<gui>最長間隔</gui>"は
> "<gui>間隔</gui>"となっています。
>
これもアップストリームとUbuntuとでUIが異なっているようです。
「副ボタン」と同じ流れだったと思いますが、ここも同様にかなり揉めた経緯があり私の一存ではちょっと修正しかねます。最終的にはコーディネーターの判断になったと思うので、コーディネーターの明示的な同意抜きには修正は難しそうです。
↓ここら辺でしょうか。
http://l10n.gnome.org/vertimus/gnome-control-center/master/po/ja/level9/
http://mail.gnome.gr.jp/ml/gnome-translation/201011/msg00051.html
http://mail.gnome.gr.jp/ml/gnome-translation/201011/msg00096.html

>> mouse-mousekeys.page.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-visualalert.page
>
> →コメントはありません
>
>> keyboard-cursor-blink.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-mag.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-font-size.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-contrast.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-braille.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-screen-reader.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y-icon.page
>
> →コメントはありません
>
>> a11y.page
>
> →コメントはありません
>
> 以上です。
> --
> Kentaro KAZUHAMA <kazken3@xxxxxxxxx>
> gpg fingerprint = 4D67 46C7 4343 3AA2 7923  E2B9 4B7C C256 6937 739B


以上です。

-- 
Jiro Matsuzawa
E-mail:
  jmatsuzawa@xxxxxxxxxxxxx
  matsuzawa.jr@xxxxxxxxx
GPG Key ID: 0xECC442E9
GPG Key Fingerprint: E086 C14A 869F BB0E 3541 19EB E370 B08B ECC4 42E9