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Re: gimp.master.ja コメント


西堀です。

2011年12月26日21:41 OKANO Takayoshi <kano@xxxxxxxxxxxx>:
> おかのです
> こちらはまだ全部読めていませんが、
> gimp.master.ja で気づいた点です。
>
>> #: ../app/config/gimprc-blurbs.h:410
>> msgid "Sets the size of the thumbnail shown in the Open dialog."
>> msgstr "ダイアログで表示されるサムネイルの大きさを設定します"
>
> Open dialog が「ダイアログ」とだけ訳されていますが、
> この次のメッセージでは
>
>> "は、「ファイルを開く」ダイアログのサムネイルが自動的に更新されます。"
>
> と、「「ファイルを開く」ダイアログ」と訳されているので、揃えたほうがよいかと。
>

"ダイアログで表示されるサムネイルの大きさを設定します" => "[画像ファイルを開く] ダイアログで表示されるサムネイルの大きさを設定します"
としたいと思います。"画像ファイルを開く" は、現在のダイアログのタイトルです。
なお、他の箇所で "「ファイルを開く」ダイアログ" となっているところも "[画像ファイルを開く] ダイアログ" に統一したいと思います。

>> #: ../app/core/gimpgrid.c:95
>> msgid ""
>> "The background color of the grid; only used in double dashed line style."
>> msgstr "グリッドの背景色; 二重破線スタイルでのみ用いられます。"
>
> plug-ins では Double dashed は二点破線と訳されています。
> 二点鎖線のことかと思いきや、
> 実際のグリッドの表示は、描画色と背景色が交互に表示されるので、
> 二重破線のほうがそれっぽいと思いますが、そんな単語があるのかどうか謎というか。
>

まず Double dashed について。
実際に表示されるグリッドを確認すると、[破線] [二重破線] (libgimp の訳語は [二点破線] ) でも破線のスタイル自体
(実線部分の長さと実線部分と実線部分の間隔) は変わらない、背景色の実線の上に描画色の破線が描かれているように見えます。なので "破線
(2色)" とするのがユーザーに理解を得られやすいような気がします。
これを踏まえ、
"グリッドの背景色; 二重破線スタイルでのみ用いられます。" => "[線種] に \"破線 (2色)\" を指定しているときのグリッドの背景色を指定します。"
としたいと思います。

>> #: ../app/core/gimpgrid.c:115
>> msgid ""
>> "Horizontal offset of the first grid line; this may be a negative number."
>> msgstr "最初のグリッド線の水平オフセット; 負の値"
>>
>> #: ../app/core/gimpgrid.c:122
>> msgid "Vertical offset of the first grid line; this may be a negative number."
>> msgstr "最初のグリッド線の垂直オフセット; 負の値"
>
> 後半が「負の値」と訳されていますが、
> 「負の値も可」などが適切かと思います。
> (実際、正の値も負の値も入力可能です)
>
>

"最初のグリッド線の水平オフセット; 負の値" => "グリッド線の水平方向のオフセットを指定します。負の値も指定可能です。"
"最初のグリッド線の垂直オフセット; 負の値" => "グリッド線の垂直方向のオフセットを指定します。負の値も指定可能です。"

としたいと思います。

2011年12月28日1:53 OKANO Takayoshi <kano@xxxxxxxxxxxx>:
> おかのです
>
>> gimp-plug-ins.master.ja.po
>> の PO をひととおり読んで、気づいた点などです。
>
> 対応いただきありがとうございました。
>
> 追加です。
>
>> #: ../plug-ins/imagemap/imap_menu.c:169
>> msgid "Move Area to Front"
>> msgstr "範囲を前面に移動"
>>
>> #: ../plug-ins/imagemap/imap_menu.c:171
>> msgid "Move Area to Bottom"
>> msgstr "範囲を最背面に移動"
>
> area (イメージマップで定義された矩形や円や多角形の領域) が、
> 他のメッセージでは「領域」と訳されていますが、これのみ「範囲」になっています。
>
> また、「前面」を「最前面」にして表現を揃えるのがよいと思います。
>
> 実際の挙動は、
> - 領域を選んで "Move Area to Front" すると、右側ペインのリストで一番下に移動
> - 領域を選んで "Move Area to Bottom" すると、右側ペインのリストで一番上に移動
> です。
>
> で、これは翻訳ではなく原文の話ですが、
> メッセージが挙動と逆になっているのではないか、と。
>
> イメージマップをファイルに保存すると、
> クライアントサイド、サーバーサイドいずれも、リストの順番に記述されます。
>
> CSIM の例:
> <area shape="rect" coords="47,39,345,213" alt="NetBSD" href="http://www.NetBSD.org/"; />
> <area shape="circle" coords="294,258,87" alt="mikutter" href="http://mikutter.hachune.net/"; />
> <area shape="poly" coords="266,108,255,270,506,291,454,55" alt="teokure" href="http://www.ceres.dti.ne.jp/tsutsui/netbsd/liveimage/"; />
>
> NCSA の例:
> # NetBSD
> rect http://www.NetBSD.org/ 47,39 345,213
> # mikutter
> circle http://mikutter.hachune.net/ 294,258 294,345
> # teokure
> poly http://www.ceres.dti.ne.jp/tsutsui/netbsd/liveimage/ 266,108 255,270 506,291 454,55 266,108
>
> が、領域が重なった場合は、はじめに現れたものが優先されることになっています。
>
> CSIM:
> http://www.w3.org/TR/html401/struct/objects.html#idx-image_map-4
> NCSA:
> ftp://ftp.ncsa.uiuc.edu/Web/httpd/Unix/ncsa_httpd/documents/imagemapping.ps
> CERN:
> http://www.w3.org/Daemon/User/CGI/HTImageDoc.html
>
> となると、感覚的には、はじめに現れるもの (リストで上にくるもの) が「前」
> だと思うのですが……
>
>

"範囲を前面に移動" => "領域を最前面に移動"
"範囲を最背面に移動" => "領域を最背面に移動"
にしたいと思います。
メッセージと実際の挙動が逆に感じられる件、私も同感ですが、何が正しい認識なのかわかりません。


以上の他に、
- 長音表記移行のための修正("エントリ" => "エントリー")
- アクセラレータの修正とそれにともなう表記の修正
- 新たな fuzzy と未訳の修正 (po-plug-ins)
をおこなったものをのちほど提出します。

西堀 清貴