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Re: cannot/couldn't の訳の時制 (was pitivi - master


From: RyōTa SimaMoto <liangtai.s4@xxxxxxxxx>
Subject: Re: cannot/couldn't の訳の時制 (was pitivi - master
Date: Tue, 13 Mar 2012 19:55:03 +0900

> can の過去形はこれらの場合、 何らかの条件がもとで一時的・部分的にできないという
> 意味をもたせているはずです。 たとえば「ファイルが読み込めません」は、 本来
> 読み込めるはずなのに「今回は」できませんということです。 こういうときに
> couldn't を使っています。 (つぎはできるかもしれないという譲歩の態度が匂います。)

> 一方で「テキストファイルに画像は入りません」は元来不可能なことを示しているので
> cannot が使われているはずです。 これは未来永劫の will に近い扱いです。
> あるいは「同じ名前のファイルがあるのでその名前は使えません。
> 他の名前を指定してください」などというときも cannot です。

ああ、これはとてもわかりやすい説明ですね。そのとおりだと思います。

それを端的に表現しているのが「できませんでした」「できません」だと思っ
てしまうのは私の頭が翻訳調になっているからなのかな。

と不安になりましたが、日常会話でもたとえば
「酒を飲めませんでした」と「酒を飲めません」
とか
「右折できませんでした」と「右折できません」
のように両者を言い分けますよね。

なので、couldn't は「できませんでした」、cannot は「できません」
と訳せば(原則的には)いいと、あらためて思いました。