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Font selection on GTK+ 2.0/GNOME 2


GTK+ 2.0 がリリースされましたが (あるいは、そろそろされますが)、環境変
数 GDK_USE_XFT を 1 にして、Pango/Xft 経由でアンチエイリアスを有効にす
ると、フォント選択でフォント名が正しく表示されないかもしれません。

フォントファイルに埋めこまれているフォント名が Shift_JIS なのに、それ
をそのまま GTK+ に渡してしまっているのが原因です。表示するには UTF-8 
表現な文字列が必要です。

/etc/X11/XftConfig (パス名は Debian の場合) や フォントの置かれている
ディレクトリにある XftCache (xftcache コマンドで生成される) の内容を

    iconv -f SJIS -t UTF-8 < XftCache > XftCache.new
    mv XftCache XftCache.orig
    mv XftCache.new XftCache

のようにして UTF-8 に無理矢理変換してやる、ということでとりあえず回避
できそうです。

  KUSANO Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>