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Re: GNU のライセンスの翻訳について


松澤です。

2012/10/20 Mako N <mako@xxxxxxxxxx>:
>> ライセンスそのものの原文全文が参照しやすい形で提供されている場合におい
>> て、いま話題にしている箇所が別掲されているとき、この別掲されているもの
>> はライセンスですか?
>
> とお尋ねしています。瑣末とか言葉尻ではなくて、むしろ話の根幹だと思うん
> ですが。

話の根幹かどうかはともかくとして、
「ライセンスそのものの原文全文が参照しやすい形で提供されている場合において、いま話題にしている箇所が別掲されている」ことをどうやって保証できるのかについて、先のメールで課題として挙げているので、再度ご確認上ご助言をいただけないでしょうか。改めて下記にまったく同じとおりで課題を記載しております。(以下の「ライセンス情報」は、「いま話題にしている箇所」を含んでいるものとして解釈していただければ、と。)
========
* ライセンス情報の翻訳に問題が合った場合、「その先の原文全文に進」めることすら保証できない可能性がありますが、どうすればそれを防止できることを保証できるのでしょうか?

* 上記をもう少し正確に述べると、ライセンス情報の翻訳が、日本語的にも、法的にも、GNUのポリシー的にも全く問題ない
(GNUが言うところの"it is a completely accurate translation"の状態を保証できる [1])
のであれば翻訳するのはありだと思いますが、それをどうやって保証できるのでしょうか?

* 上記の保証は、入念な検証を行わなければ達成できないと考えますが、そのコストをだれが負担できるのでしょうか?
(現時点で通常の翻訳作業自体のチェックも満足にできていない状況で [2]、そんなこと不可能ではないかと思っております。)

* 翻訳を適用する全モジュールで、些細な誤字脱字を含めて、一字一句問題がないことを確認した上でコミットする必要があると思いますが、その作業工程はどのようなものになるのでしょうか?
翻訳者の作業、レビューアーの作業、コミッターの作業、すべて具体的なワークフローをご教示ください。
========


ちなみに話の根幹は、問題の無い翻訳を適用するために具体的に何を行えばよいか、課題があればそれを具体的にどうクリアするか、だと思います。いずれにせよ、翻訳を適用するために上記の課題を具体的に解決する必要があるので、具体的な解決方法の提案をお待ちしております。

なお、私の考えでは課題をクリアすることは現時点で困難だと思うので、翻訳を諦める、という提案をしております (詳しくは先のメールを参照してください)。


-- 
Jiro Matsuzawa
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