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Re: GNU のライセンスの翻訳について
別のほうで、
> (以下の「ライセンス情報」は、「いま話題にしている箇所」を含んでいるものとして解釈していただければ、と。)
とありましたので、そう読み替えて
> 私からの提案は、繰り返し申し上げている通り、「翻訳しない」です。
> 翻訳しない限り、
> * ライセンス情報の完全性を保証できる
> * 問題が混入する可能性を、将来的にもゼロにできる
> * 検証コストはゼロ (あえて言うなら、原文と翻訳とdiffを取るだけ、もしくは空欄かfuzzyであることを確認するだけ)
> と言え、すべて解決します。
に沿って私の考えを書きます。
私の考えは「翻訳する」です。
> * ライセンス情報の完全性を保証できる
これは「翻訳しない」にはかないません。
しかし「いま話題にしている箇所」はそのような「完全性の保証」を求められ
てはいません。(別のほうに書きました)
> * 問題が混入する可能性を、将来的にもゼロにできる
その箇所を翻訳しないことにすれば、確かにその箇所についてはそうでしょう。
しかし、まったく関係のない別の箇所に「LGPLです」とか「無料です」と付け
加えてしまう可能性はゼロではありません。
(ばかばかしい想定ですが、絶対あり得ないかといわれれば、可能性はゼロと
は言えません)。
この箇所だけをブロックしても問題の解決にはなりません。
> * 検証コストはゼロ
翻訳してもコストはほかの箇所と同じ程度です。
まったく別の場所で、たとえば delete を「保存」と訳したら、大変です。
だからといって、「delete を翻訳可能とすると問題が混入する可能性がある
から、翻訳しないこととする」とはしませんよね。
それと同じです。どちらも通常の注意をもって翻訳します。